ハットトリックとは?意味や語源・4得点以上の驚きの呼び名を徹底解説

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ハットトリックとは?意味や語源・4得点以上の驚きの呼び名を徹底解説
ハットトリックとは?意味や語源・4得点以上の驚きの呼び名を徹底解説
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🎵 ハットトリックとは?意味や語源・4得点以上の驚きの呼び名を徹底解説

サッカーの試合中継やスポーツニュースで頻繁に耳にする「ハットトリック」という言葉。多くのファンにとっては「1試合で3得点を決める大快挙」としてお馴染みですが、その正確な達成ルールや、なぜ「帽子(Hat)」という単語が使われているのかといった歴史的背景まで把握している人は決して多くありません。

さらに、1試合で2得点を挙げた場合や、4点・5点・6点とゴールを量産した際に世界基準でどのような名称で呼ばれているのか、ダーツなど他競技における条件はどう異なるのかなど、知れば知るほど観戦の解像度が上がる知識が凝縮されています。本稿では、スポーツ報道の現場データや歴史的文献を紐解きながら、ハットトリックの全貌を分かりやすく解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:ハットトリックの基本意味は「同一選手が1試合で3得点以上を挙げること」であり、前後半やPKを含む90分+延長戦が対象となる。
  • 要点2:語源はサッカーではなく19世紀英国の「クリケット」に由来し、3者連続アウトを達成した投手に高級な帽子(ハット)が贈られた故事から生まれた。
  • 要点3:2得点は「ブレイス」、4得点は「ポーカー」、6得点は「ダブルハットトリック」など得点数ごとに正式な国際呼称が存在する。

【基本概念】ハットトリックの意味とサッカーにおける達成条件

サッカーにおけるハットトリックとは、「1人の選手が1つの公式試合の中で3得点(3ゴール)以上を記録すること」を指します。攻撃陣にとってこれ以上ない栄誉であり、チームを勝利へ導く決定的なパフォーマンスとして称賛されます。

競技規則(IFAB規定)および国際サッカー連盟(FIFA)の公認記録において、ハットトリックが成立する具体的な適用条件は以下の通り厳格に定められています。

  • 対象時間:前半45分、後半45分、アディショナルタイム、および延長戦(前後半15分ずつ)を含む試合時間内のすべてのゴールが対象。
  • PK(ペナルティキック):試合の流れの中で獲得したPKによる直接得点は、通常ゴールと同様にハットトリックの1点としてカウントされる。
  • 対象外となるケース:延長戦終了後に行われる「PK戦(ペナルティシュートアウト)」での得点は個人通算記録に含まれないため、ハットトリックの対象外。また、相手選手のオウンゴール(OG)は当然ながらカウントされない。

「前半に1点、後半に2点」のように時間をまたいで決めた場合でも立派なハットトリックです。一方で、後述するように「同一ハーフ内での連続無失点ゴール」など、より厳格な条件をクリアした特別なハットトリックも存在します。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:nayo-darts.com)

【意外なルーツ】ハットトリックの語源とクリケット起源の歴史的真相

「なぜサッカーの偉業に『帽子(ハット)』の名が付いているのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。実は、この言葉の起源はサッカーではなく、19世紀中盤のイギリスで親しまれていた伝統球技「クリケット」にあります。

クリケットにおいて、投手が3球連続で打者をアウトにする(3者連続退場させる)行為は、天文学的な難易度を誇る奇跡的なプレーとされていました。歴史的な公式記録によると、1858年、イングランドのハイド・サマセット・スティーブンソン(HH Stephenson)投手がこの離れ業を達成した際、クラブ関係者や熱狂した観客が募金を集め、その栄誉を称えて「特注の高級な帽子(Hat)」を贈呈したという事実が残されています。

この「帽子がもらえるほどの驚異的なトリック(神業)」という逸話が新聞報道などを通じて広く定着し、「ハットトリック」という言葉が誕生しました。その後、20世紀初頭にかけてサッカーやラグビー、アイスホッケーといった他のスポーツへ「1試合で3回の快挙を成し遂げること」の代名詞として伝播していったのです。

【一覧表で比較】2得点から6得点(ダブルハットトリック)までの呼び名と達成難易度

サッカー界では、3得点だけでなく、2得点や4得点以上をマークした際にも世界共通の特別な呼び名が用意されています。欧州主要リーグ(プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAなど)の中継でも頻繁に使われる国際基準の用語を一覧表にまとめました。

得点数主な呼び名(国際呼称)一般的な基準・出現頻度編集部の見解・解説
2得点ブレイス(Brace) / ドッピエッタ(Doppietta)シーズン中に頻繁に見られる(主力FWの目安)英語圏ではブレイス、イタリアではドッピエッタと呼ぶ。
3得点ハットトリック(Hat-trick) / トリプレッタ(Tripletta)数試合〜数十試合に1回程度(年間数回)世界的ストライカーの代名詞。達成者は試合球を獲得できる。
4得点ポーカー(Poker) / クアドラプル(Quadruple)極めて稀(リーグ全体でも年間数件レベル)トランプのポーカーに由来。テトラトリックとも呼ばれる。
5得点ペンタトリック(Penta-trick) / クインティプル(Quintuple)歴史的快挙(トップリーグで数年に1回)ハーランドやレヴァンドフスキが欧州CL等で達成し世界的話題に。
6得点ダブルハットトリック(Double Hat-trick)伝説級(公式戦では数十年に一度レベル)ハットトリック(3点)を1試合で2回分達成したことを意味する。

特にスペイン語圏やイタリア語圏では、4得点をカードゲームの「ポーカー」になぞらえて呼ぶ文化が深く根付いており、海外メディアの速報見出しでも「〇〇が圧巻のポーカー達成!」といった表現が日常的に用いられています。

活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:朝日新聞デジタル)

【さらに上の領域】パーフェクトハットトリックの定義と伝説の最多記録

通常のハットトリックをさらに凌駕する、ストライカーの究極形態と呼ばれるのが「パーフェクトハットトリック(Perfect Hat-trick)」です。

その条件は、「右足」「左足」「ヘディング(頭)」の3種類すべてで各1ゴールずつ決めること。利き足に偏らず、空中戦や逆足のシュート技術まで超一流であることを証明する記録であり、DFやGKにとっても予測が極めて困難な完璧な攻撃パターンと称えられます。

また、ドイツ(ブンデスリーガ)など一部地域では、以下の条件を満たすものを「正真正銘のハットトリック(Lupenreiner Hattrick / ジャーマン・ハットトリック)」と呼び、通常の3得点と区別して一段高い評価を与えています。

  • 同一ハーフ(前半または後半のみ)の中で3得点を決めること
  • その3得点の間に、味方や相手の得点が一切挟まれない「連続得点」であること

歴代最多記録と最速記録の驚愕データ

世界のサッカーステータスを塗り替えてきたスーパースターたちの記録も圧巻です。

  • キャリア通算ハットトリック最多記録:クリスティアーノ・ロナウド(通算60回以上)リオネル・メッシ(通算55回以上)が現代フットボールの頂点として君臨。伝説の王様ペレは非公式戦を含め90回以上達成したと伝えられています。
  • 世界最速ハットトリック記録(主要リーグ):元リヴァプールのサディオ・マネ選手がサウサンプトン時代(2015年)に記録した「2分56秒」。わずか176秒の間に3ゴールを叩き込む離れ業は、ギネス世界記録にも認定されています。

【舞台裏と現場検証】記念球を持ち帰る「ボールもらえる」伝統と他競技のルール

サッカー界には、ハットトリックを達成した選手に対する粋な不文律(トラディション)が存在します。それが「試合で使用された公式試合球(マッチボール)を持ち帰る権利が与えられる」という慣習です。

試合終了のホイッスルが鳴った直後、ハットトリックを達成した選手が主審(レフェリー)のもとへ駆け寄り、笑顔でボールを受け取るシーンは世界中のスタジアムでお馴染みの光景となっています。控え室(ロッカールーム)に戻ると、監督やチームメイト全員がそのボールに祝福のメッセージやサインを書き込むのが通例であり、選手にとっては生涯の宝物となります。

ダーツにおけるハットトリックの達成条件

ハットトリックという言葉はサッカー以外でも広く使用されています。代表的なのが「ダーツ」です。

ダーツにおけるハットトリックとは、「1ラウンド(3本の矢を投げるターン)で、3本すべてをボード中央の『ブル(BULL)』に命中させること」を指します。内側のインナーブル(50点)でも外側のアウターブル(50点または25点)でも、中央の円内に3本収まればハットトリックが成立し、マシンから華やかな祝福演出が流れます。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:st-note.com)

一般に知られていない盲点とネットの誤解|オウンゴールやPK戦の扱いは?

ネット上のQ&AサイトやSNSで頻繁に見受けられる「これってハットトリックになるの?」という疑問について、公式ルールに基づく正確な判定基準を整理しました。

  • 誤解1:「PK戦で決めたシュートも3点に入ればハットトリックになる?」
    👉 結論:なりません。試合終了後のPK戦は「勝敗決定のための手順」であり、公式記録上の個人得点には加算されません。
  • 誤解2:「相手のクリアミス(オウンゴール)を誘発しても1点扱い?」
    👉 結論:なりません。シュートが枠外に飛んでいて相手選手に当たって入った場合はオウンゴール判定となり、シュートを打った選手の得点には記録されません。
  • 誤解3:「前後半をまたいで2試合連続で計3点決めたら?」
    👉 結論:ハットトリックとは呼びません。あくまで「1試合(単一の公式戦)」の中での3得点が絶対条件です。

【プロの結論】知っておくと観戦が10倍面白くなる判断基準

ハットトリックは単なる「個人のゴールショー」にとどまりません。戦術的観点から見ると、「相手DF陣の守備崩壊」や「チーム全体の配球バランスの極致」を示すバロメーターでもあります。

試合を観戦する際は、単に3点入ったという結果だけでなく、「右足・左足・頭のパーフェクトなのか」「何分間で達成されたのか」「チームメイトのラストパスの質はどうだったのか」といった背景に目を向けることで、現代フットボールの戦術的な深みをより深く味わうことができるはずです。

【ハットトリックとは】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:サッカーでハットトリックを達成すると、本当に試合球をプレゼントされるのですか?
A1:はい。国際的な慣習として定着しており、主審からその試合の公式球が手渡されます。選手はロッカールームでチームメイト全員にサインや祝福コメントを書いてもらい、個人の記念品として自宅やクラブハウスに保管するのが一般的です。

Q2:1試合で4得点決めた場合、「ハットトリック」と呼んでも間違いではないですか?
A2:間違いではありません。「4得点ハットトリック」と表現されることもありますが、欧州や国際サッカー界ではトランプに由来する「ポーカー」や「クアドラプル」と呼ぶのが一般的で、より高い栄誉として区別されます。

Q3:ダーツのハットトリックとサッカーのハットトリックは難易度が違いますか?
A3:競技特性が異なりますが、ダーツにおけるハットトリック(1ラウンドで3本ブルに入れる)は上級者であれば日常的に達成できる技術です。一方、サッカーのハットトリックはプロの世界でも年間数回しか起きない極めて希少価値の高い大記録といえます。

まとめ:観戦の解像度を高めるハットトリックの奥深い世界

「1試合3得点」という華々しい記録の裏には、19世紀のクリケット文化から受け継がれた豊かな歴史と、ストライカーたちの卓越した技術が凝縮されています。

2得点のブレイス、究極のパーフェクトハットトリック、そして4得点以上のポーカーやダブルハットトリックに至るまで、用語とその背景を知るだけで、週末のサッカー中継やハイライト動画の面白さは劇的に変化します。次にスタジアムや画面越しで3点目のゴールネットが揺れた瞬間は、ぜひその歴史的背景やチームメイトの祝福のサインにまで注目してみてください。 (出典: ハット トリック と は(Yahoo!ニュース)

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